展示レポート「チェキ!展」

毎度毎度のことですが、今回もすっかり遅くなってしまった展示レポート。
今回はNADARさんの公募展である「チェキ!展」です。
この「チェキ!展」は、緊急事態宣言による中断、そして延長によって再開することなく終了となってしまった不遇の展示となってしまいました。
色々とご苦労されたNADARのスタッフのみなさん、一緒に展示したみなさん、短い開催期間の中、いらしゃってくださったみなさん、本当にありがとうございます。

今回の展示はこんな感じでした。

ちなみに1枚1枚のデータはありません。チェキなので。
30×24インチの額に4×3で計12枚のチェキを配置した構成です。
チェキはWIDEを使っていますので、1枚の大きさは大体L版くらいになります。

今回のタイトルは「江ノ島blue」。
海、空、その境界とそこで生きる人と鳥をモチーフとして12枚を構成してみました。
青は自分が一番好きな色で、かつチェキで一番綺麗に出る色だと思っています。
展示前の時期にちょうど快晴の日があったので、江ノ島に出かけて撮影しました(一部、昨年に撮ったものもあり)。
こう見ると「青」と言ってもいろんな青があるのに気がつきます。
海の青、空の青、ある意味、再現性がいいかげんなチェキだからこそ、「同じ景色を見ていると思っていても同じ景色は二度と見れない。その色も含めて」と言うことを表現できたような気がします。
それにしても、短い開催期間にもかかわらず、思っていた以上に感想カードをいただけて、感謝です!

と、いろいろ語ってしまいましたが、自分としては「チェキでも撮れる!」と言うような主張をするよりも、「写真って、こんな感じで楽しめるよ(たまたま今回はその手法がチェキだっただけ)」ってことをご覧いただきたかったし、まぁ、それは伝わっていたかな、と思います。

あと、強調しておきたいのが、額装!
ブックマットですが、オーバーマットのほうはチェキに被せず、下の青いマットが見えるようになっています。
マットの色のセレクトに非常に難儀しましたが、この色で正解!
初夏の時期の展示にふさわしいとても爽やかな雰囲気で仕上げられたと思います。
ギャラリーでご覧いただきかった!
なお、今回も額装はroonee 247 fine artsさんにお願いしております。

そんなわけで、いろいろありました「チェキ!展」、参加してよかったな、と。
多分、来年も開催されると思いますので、また撮り続けて行きたいと思っています。

【チェキ!展】
・会場:NADAR
・会期:12021/4/21(水)〜4/24(土)

コメント

タイトルとURLをコピーしました