毎度遅めの展示レポート。
今回はRooneef 247 fine artsさんの恒例公募展である「ことしのさくら」です。
お越しいただいた皆さん、一緒に展示された皆さん、そしてrooneeのスタッフの皆さん、ありがとうございました。
なにはともあれ、今年も開催され、参加できたことを嬉しく思います。
毎年参加していると「以前出しているのと同じ写真になってしまうんじゃないか？」なんて思うのですが、去年から続くコロナ禍の中で、今年は特に、同じであるからこそ意味があるのではないか？と思いました。
そんなことで今回展示した写真はこちら。
またまた、チェキWIDEでの撮影です（今回は額装する前にスキャンしておきましたw）
ご覧の通り、普通の桜の写真です。
桜を見かけて、何も考えずに撮るとこんな感じに撮れますね。
そして何も「今年」が映っていません。
チェキのぼやっとした画質がさらに「今」を曖昧にするようです。
撮ったのは紛れもなく今年の桜だけど、そこに写っているのは、毎年見ている桜の記憶。
そんな１枚になったのではないか、と思っています。
まぁ、地味で小さい写真なので、見逃されてしまっているかもしれないけど。
ちなみに、「ザ・桜」のような写真も撮っていて、それも出そうと思っていましたが、今年の自分の想いがブレてしまいそうになることと、チェキの方を「ついでに出した写真」と思われたら嫌だな、と思って、この１枚に絞りました。
まぁ、普通なら、「ザ・桜」のほうを展示しますよねw
でも、それだと面白くないのですよ！
そして、今回の額装はこんな感じ。
写真だとわかりにくいのですが、内側（チェキの周り）の台紙は薄いピンク色です。
フレームの木の色と合わせて、額装でも桜の雰囲気を演出をしてみました。
感想カードを読むとその辺の雰囲気を楽しんでもらえたようでよかったです。
自分としては、このサイズ感が気に入っています。
８x10のサイズですが、チェキにとても会うんですよね。今回はWIDEでしたが、普通のサイズやスクウェアでも合いそうです。
今後、チェキを１枚展示するときは、この額を使っていこうと思っています。
ちなみに今回も今回もrooneeさんに相談して額装していただきました。
そんなわけで「ことしのさくら」が終わったばかりですが、来年の「ことしのさくら」に想いを馳せるのでした。
【ことしのさくら】
・会場：roonee 247 fine arts
・会期：2021/6/8（火）～6/13（日）
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