展示レポート「昭和通りを歩く」修了展

だいぶ時間が経ってしまいましたが、自分の記録としての展示ポート。
今回は、roonee 247 finesrtsさんが主催されるワークショップ「昭和r通りを歩く」の修了展です。

2022年から鹿野貴司先生のワークショップに参加しています。
3期目となる2024年度は、”2025年は昭和100年”と言うことで、三ノ輪から新橋までの昭和通りを歩いてのWSでした。

今回のワークショップでの撮影会を通して、今回は出せる写真がないのではないかと思うくらい、なかなか自分的にハマらないロケでした。
ワークショップでの撮影会は4回。そして、自主練(後で同じ場所を取り直しにいく)も4回と、がんばったと言うかなかなか折れなかったと言うか・・・。
ちなみに毎度お馴染みの鹿野先生による撮影ルート解説イラストを。

前回の鹿野先生のワークショップ修了展では16枚とほぼ個展並の枚数と言うか「写真は数だよ、アニキ」byドズル・ザビな展示だったのですが、今回は4枚。その代わり1枚のプリントを大きめに。

今回も数で勝負しようとは思ってはいたのですが、その前に見たアマチュアのグループ展で、なんとなくいまいちなスナップの展示を見て(失礼!)、数を多くしたところで、こんな感じになんとなくな展示になっちゃうかな、と思い、タイトルを「昭和通りで右往左往」として昭和通りで交差する人々が写っている4枚に絞ってみました。
その目論見は良かったと思っています。
二度と会わない人たちが一つの画面に入っている写真って好きなんですよw
で、展示はこんな感じで。

ってことで、展示につけたキャプションもここに書いておきます。

昭和生まれと言うことで「昭和の人間」と揶揄される私ですが、今まで生きてきて平成であった年数のほうが何気に長いです。
そんな私が、昭和100年に迎えるにあたって昭和通りを歩けば、昭和っぽい何かが見つかると思っていましたが、果たして、昭和っぽさってて何なのでしょう。
古臭い見た目が昭和っぽさなのかもしれないけれど、今では、それは「レトロ」と言いう価値にまるっと変換されていて、「昭和っぽさ」などと言うものはもう無いのかもしれません。
年号が変わって時代が変わったように思えるけど、そこに道があれば、人々は相も変わらず行ったり来たりで右往左往、とただそれだけなのです。

このキャプションを読んだ鹿野先生に「キャプションをつけようと思ってたけど、フルヤさんのキャプションの内容と被ってしまっていたから、つけなくて良かった」と言われました。
先生は、どんなキャプションを考えていたのでしょうかw

【鹿野貴司ワークショップ「昭和通りを歩く」修了展】
・会場:Roonee 247 fine arts
・期間:6/3(火)〜6/8(日)

コメント

タイトルとURLをコピーしました