気がつけば、終わってから1ヶ月経ってしまった展示レポート。
なんか最近こればっかりですがw
改めて、お越しいただいた皆さん、一緒に展示された皆さん、そしてNADARスタッフの皆さん、ありがとうございました。
今回のレポートはNADARさんの新企画である”山と海の写真展「やま派/うみ派」”です。
初めての企画の写真展ってことでどんな感じになるのかワクワクします。
参加したからには、ご覧になった方々に「次回があれば、出展してみたい!」と思ってもらえるような展示になるといいなぁ、と思うと少しプレシャーもあったりします。
そんなわけで、今回、出した作品はこちら。
あ、モデルさんを撮ったわけではないですよw
海の好きなところを写したのではなく、海に行きたくなるときの気持ちとか、海を見ているときの気持ちを感じてもらえるような写真をセレクトしてみました。
タイトルは、「私の青い海」。
どこかで聞いたことのあるようなタイトルですねw
モノクロで仕上げたのは、今見ている景色ではなく、記憶の中の景色にしたかったから。
いただいた感想からも、その意図が伝わっていたようで嬉しいです。
今回の額装は、モノクロ作品ってことで、シンプルな感じにしました。
ちなみに今回は、キャプションをつけたのですが、自分が高校生だったときに美術の先生から聞いた話をまとめてみました。
「海」と言うとこの話をいつも思い出しますし、写真を撮るときにはこの話を思い出すようにしています。
高校生のときに美術の先生から聞いた話。
ある絵描きが助手を海に誘った。
助手は「海は寂しいからやめましょう」と答えた。
絵描きは「子供は素直に”海は大きい”と言う。寂しいなんて思うのはいつの間にか植え付けられた感情だ。」と助手を嗜めた。
大人になると後付けの価値観がこびりついてくる。
それを流してしまいたいときに、自分は海に向かってしまうのかもしれない。
ある絵描きが助手を海に誘った。
助手は「海は寂しいからやめましょう」と答えた。
絵描きは「子供は素直に”海は大きい”と言う。寂しいなんて思うのはいつの間にか植え付けられた感情だ。」と助手を嗜めた。
大人になると後付けの価値観がこびりついてくる。
それを流してしまいたいときに、自分は海に向かってしまうのかもしれない。
そんなわけで、海の写真はまだまだあるし、撮るつもりまので、またこんな感じで展示できるといいなぁ、と思っています。
【山と海の写真展「やま派/うみ派】
・会場:NADAR東京
・期間:4/12(水)~4/16(日)
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